文字起こしの費用って、どれくらいかかるの?

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録音が済んだ音声、あるいはこれから録音する音声を、プロの手で文字に起こしてほしい。でも、文字起こしなんて頼んだことがないので、費用がどれくらいかかるのか見当がつかない、という方も少なくないと思います。そこで、文字起こしの費用についてご説明します。

文字起こし費用のからくりを全公開!

料金はどうやって計算するの?

そもそも、文字起こしの料金って、どうやって計算するんだろう? そう思っている人も少なくないはず。そこで、料金計算のおもな方法について、まずは説明していきましょう。

録音時間から計算する方法

インタビューや講演会などを録音したときの、その録音時間から文字起こしの料金を計算する方法です。録音時間に基本料金を掛けて計算します。文字起こし業者の7~8割は、この計算方法を採用しています。

基本料金は文字起こしの事業者によって異なります。だいたい、1分あたり200円前後が標準的です。たとえば、基本料金が200円/分、録音時間が30分でしたら、200円×30分=6000円+消費税が料金ということです。

個人で仕事を請けている方ですと、基本料金がもっと安いところもあります。ただ、起こした原稿のクオリティなど、しっかりと仕事をしてくれるかはわかりません。実際、納品後にトラブルになったという話も聞いたことがありますので、実績などを調べてから依頼されたほうがよいでしょう。

文字数から計算する方法

文字起こしの事業者が録音音声を文字に起こしたら、その文字数に基本料金を掛けて計算する方法です。だいたい、1文字あたり1円前後が相場になります。

たとえば、1文字1円で、30分の音声を起こしたとします。30分の音声ですと7000字くらいになるのが平均的なので、料金は7000円+消費税ということです。

文字数から料金計算する方法は、ゆっくり話す話者や無音が多い音声でしたら、料金が安く済みます。逆に早口の話者ですと、同じ録音時間でも割高になるということです。

また、文字数から計算する場合、起こしてみないと正確な料金がわからないので、事前の見積もりが不明瞭になります。逆に、録音時間からの計算ですと、見積もりは正確に出ます。

その他に費用はかかるのか

文字起こしの料金計算について説明しました。このほかに、必要となる費用はあるでしょうか。

特急料金があることも

事業者によっては、通常より急いで納品を希望すると、料金が割高になることがあります。いわゆる特急料金というものです。もちろん、特急料金のシステムがない事業者もあります。

特急料金は、納期が短くなればなるほど料金が上がりますので、急ぎの案件を依頼される場合は必ず確認するようにしまょう。

逆に、通常よりゆっくりの納期でも構わないという場合、料金が安くなるシステムの事業者もあります。

プリント代、記録メディア代、送料

文字起こしにおいて、その他にかかる費用としては、プリント代、記録メディア代、送料などがあります。これらも事業者によりますので、無料であることも少なくないです。

プリント代というのは、起こした文書をプリンターで印刷したときの費用です。データでのやり取りが常識になった近年は、プリント自体を希望されるお客様もずいぶん減っています。ペーパーレス化は文字起こしの世界でも進んでいます。

記録メディア代というのは、起こした文書データをCDやDVDに入れて納品する場合に申し受ける費用です。CD代やDVD代ということですね。これも近年は、メール添付やオンラインストレージを使って納品することが主流になっているので少なくなりましたし、記録メディアの値段も安いので無料の場合も多いです。

また、上記のプリントや記録メディアを送ったりする際に、郵便や宅配便の送料をお客様負担にしている事業者もいます。

以上、文字起こしを専門の事業者に依頼したときの費用についてご説明いたしました。これ以外にかかりそうな費用は思いつきませんが、くわしくはご依頼の際にお尋ねください。

本記事はこらのページを参考にしました→文字起こし料金・納期のご案内

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