文字起こしの業者・会社を探す際の3つのポイント

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文字起こしを外注したいので、専門の業者・会社を探している方もおられると思います。でも、ふだんから文字起こしを頼み慣れていない方にとっては、どんなことに気を付けて外注先を選べばいいかよくわからないものです。そこで本記事では、文字起こしの業者・会社を探す際のポイントをまとめてみました。

失敗しない業者選びのコツをご紹介します

ポイント1-文字化の精度

文字起こしは、音声や動画から文字化する作業になります。誰がやっても文字化の精度は変わらないと思われるかもしれませんが、じつは作業者によって結構ちがうものです。

テレビやラジオでアナウンサーが話しているような音声ならば、とても聞き取りやすいですし、よほど特殊な番組でもなければ内容もたいていは平易でしょう。これなら文字起こしの精度に、誰がやってもそれほど大きな差は出ないと思います。

しかし、実際に文字起こしの対象となる音声は、録音状態も内容もさまざまです。雑音が多い、声が小さい、マイクから遠い、早口、滑舌が悪い、訛り、言葉に詰まる、言い直しが多い、繰り返し出る口癖や言い回し、余計な感動詞が多い、過剰な相槌、文脈乱れて意味不明、話が専門的すぎる、外来語や業界用語が多い等々、ほんとうにさまざまです。

これらを一定レベル以上の精度で文字化するには、それなりに経験を積んだ作業者でないと対応がむずかしいといえます。こうした作業者は、長年にわたり文字起こしに携わっている専門業者に在籍している割合が高いです。

ポイント2-文字起こしの費用

文字起こしを外注するにあたり、やはり気になることの一つは費用ではないでしょうか。とくに個人で発注される場合は、少しでも料金が安いところに頼みたくなりますよね。

文字起こしの料金計算は、録音時間から算出する方法と文字数から算出する方法があります。録音時間から算出する業者のほうが多いようです。

文字起こしの費用相場は、専門業者に外注した場合、音声1分あたり200円~300円あたりが相場になります。個人で仕事を受けているライターなどの場合ですと、専門業者の半分くらいの料金で受けていることもあります。ちなみに、文字数から計算する場合は、1文字1円程度が相場になります。

ただ、個人のライターは実力にバラツキがありますし、残念ながらプロ意識に欠ける人もいるようです。安心して頼めるという意味では専門業者に外注した方が無難でしょう。とくに法人の方が文字起こしを発注されるのでしたら、安定性のある専門業者をおすすめします。

ポイント3-秘密保持誓約

文字起こしの対象となる音声には、個人情報が含まれていたり、公表できない企業秘密や、近年はパワハラ・セクハラに関する会話など、外部には絶対漏らせないような内容であることも少なくありません。

こうした音声の文字起こしを外注する際は、業者に秘密保持誓約書を提出してもらうと安心です。どこの業者でも対応してくれるとは限りませんので、あらかじめ問い合わせておくとよいでしょう。

なお、たとえ秘密保持誓約書がなくても、今時はどこの業者でも情報管理には十分気をつけています。そのうえで、必要であれば秘密保持誓約書を頼めばいいでしょう。どうしても信用できないという方は、ご自身(自社)で行うしかないですし、実際にそういうところもあります。

本記事はこちらのページを参考にしました→「文字起こしの秘密保持誓約について

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