サービスで役所に抜かれる?
文字起こしの仕事については、音声から文字への起こし方や料金や納期などについて、どこの業者がいいとか悪いとか、評価されることが多いと思います。
あまり、文字起こし業者の顧客サービスについての評価というのは聞いたことがありませんが、本当は大事なことですよね。
じつは先日、ちょっとした用事があって、数年ぶりに市役所へ行ってきました。最近の市役所は昔に比べたら、だいぶサービスがよくなっていると思います。まあまあ丁寧に応対してくれるし、そんなに横柄な態度もとらないし・・・。
「お役所仕事」というと、必要以上に事務的だったり、気の利かない仕事ぶりの代名詞のように言われますが、多少はよくなっているのではないでしょうか。
うかうかしていると、文字起こし屋(当事務所のことですが)のほうが顧客対応が悪い、なんて言われてしまいそうです。文字起こしの仕事もネット中心になっていますが、顧客と直接会う機会が減ると、どうしても対応が甘くなりがちですよね。
そういえば、若い頃に会社勤めをしていたころ、CS(顧客満足)とかよく勉強させられました。「 お客様に感動を与えるサービスを提供しよう!」なんて言って、いろいろ教育を受けたものです。
でも、早く仕事を終えて遊びに行くことしか考えていなかった若造に、お客様の立場に立ってサービスしろと言ってもムリですよねえ。
文字起こしの顧客サービス
だんだん歳を重ねて、文字起こしのお仕事をいただけることのありがたさとか、社会にはいろいろな人がいて、それぞれが支えあって成り立っているとか、そんなことが少しずつ実感としてわかるようになってきました。
今になってようやく、顧客サービスの大切さや意味が、まだまだほんのわずかですが、次第にわかってきたように感じます。
と言っても、当事務所の文字起こしサービスが劇的に変化するとことはないと思いますが、お客様に喜んでもらえるサービスへと、ゆっくりではありますが近づいていっているのではないかと思います。